こんにちは、やまさんです。
久しく転職活動について
記載してこなかったので
「この人ひょっとして、
転職活動してないんじゃない!?」
と思われてしまっては何なので(^^;)
今回は転職活動について書きます。
これまで受けた採用面接を通して
採用面接に必要なこと・得られたことを
言及していきます!
※ぜひ最後まで読んでくださいね。
【転職者(そうでない方も)必見!】採用面接に必要なこと・得られたこと【実体験】
採用面接に必要なこと
まずは私が思う、
採用面接に必要なことは
以下の3つです。
①想定される質問内容に対する回答案の検討
②徹底した自己練習
③面接数をこなす
順にご紹介していきます。
①想定される質問内容に対する回答案の検討
当然ですが、
採用面接にあたり何も準備をせずに
臨むのは論外です。
まずは
想定される質問内容に対する回答案
を準備することは必須です。
少なくとも
・自己紹介、自己PR
・転職(退職)理由
・志望動機
・経歴に関する質問
・入社後何をしたいか(今後のキャリアプラン)
・企業への質問(逆質問)
上記の項目は最低限、
準備しておくべきだと思っています。
なお、受ける企業によっては
転職(退職)理由を聞かれなかったり
志望理由を聞かれなかったり
といったケースもあります。
転職(退職)理由や志望理由よりも
これまでの経験やスキル
を中心に質問されることがあります。
でも、落ち着いた状態で
採用面接に臨むためにも
上記項目はおさえておいた方が
間違いなくよいと思います。
では、それ以外の質問はされないかと
いわれると、受ける企業によっては
上記以外の質問をしてくる場合もあります。
そこで良いのが、
「転職エージェントを利用すること」
です。
転職エージェントは、
受ける企業に関する事例(データベース)
を持っています。
なので、採用面接を受けることが
決まったときに
具体的な想定質問や
押さえておくポイント
を教えてくれます。
私は最初、転職エージェントを利用せずに
転職活動をしていましたが、
今となっては
「もっと早く
転職エージェントを
利用しておけばよかった!」
と後悔しています。
具体的な想定質問や押さえておくポイントは
1人で活動している限り、
どうしても分かりません。
これを教えてくれる点だけでも
転職エージェントを利用する価値は
十分にあります。
ちなみに、面接関連でもう1つ
転職エージェントを利用した方が
良い点として、
面接の日程調整をしてくれる点
があります。
「自分が企業と直接
日程調整をするのも
変わりないじゃないか?」
と思うかもしれません。
ですが
自分が企業と直接
日程調整をする場合、
メールなり電話なりで日程調整
するにしても、
そのやり取り(マナー)も
選考基準として見られること
になります。
ちなみに、
これは個人的な意見ではなく、
実際に参加した
転職活動に関するセミナーで
言われたことです。
転職エージェントを利用するのであれば
そうしたマナーも気にせずに
日程調整が可能です。
②徹底した自己練習
①で回答案の検討をしたから、
面接対策は十分・・・
ではありません!
事前に自己練習は
やっておいた方が絶対によいです。
そして、1回だけでなく
何回も繰り返すことを
オススメします。
目安としては
回答案を見ないでも
スラスラ話せるレベルまで
達することです。
「臨機応変で、アドリブで
何とかなるから大丈夫!」
という方でしたら別かもしれませんが
私みたいな、そうではない方は
面接までに目安まで達していたいところです。
では、
「自己練習はどうやるの?」
と思う人もいるかと思いますが、
それは、人それぞれです。
私の場合は
Windows 10 に標準で搭載されている
カメラ アプリを使って、
回答案をちゃんと話せているかを
実際に撮影してチェックしていました。
ちなみに、私が初めて面接を
受けたときの内容がこちらの記事。
最初は本当にダメダメでした(^^;)
31号 中途採用の一次面接に向けた準備~本番まで
https://yama3-life.com/31/
もし奥さん(旦那さん)なり友人なりに
協力してもらえるのなら、
面接官の役割をお願いして
実際に模擬練習をして
どのように思われたかを
フィードバックしてもらえると
良いかと思います。
※私の場合は妻がいましたが、
ダメな姿を見せるのが恥ずかしかったので
自分一人でやりました。
なお面接の場ですから、
当日はやはり緊張します。
自己練習をしていても、
初めての面接では
全体の7割くらい話すので
いっぱいいっぱいではないかと思います。
もちろん人によって変わってきますが、
私の場合は7割くらい
だったかなという印象です。
③面接数をこなす
もし転職したい本命の会社があるのなら、
その会社を受ける前に、
それ以外の会社で面接を受けてみることを
オススメします。
面接数をこなすことで
確実に、面接の場に慣れてきます。
②で「初めての面接では全体の7割くらい話せた」
旨を書きましたが、
面接の場に慣れることで
自分が話したい内容を十分に話せるようになります。
やはり経験は大事です。
また、実際に面接を受けることで
振り返りができます。
振り返りで得た反省点を
次の面接で活かすことができます。
例えば、私の場合、
「マネジメント経験をお持ちの方」
を必須とする会社の面接を
受けたことがありました。
実際にマネジメント経験はあり、
職務経歴書には書いていました。
ただし面接のときには
マネジメント経験がある点を
特段アピールしませんでした。
その結果、
「同社の定める応募要件に合致しなかった為、
お見送りの判断となりました。」
と言われてしまいました。
最初は
「えっ、応募要件を満たしているじゃん!」
と思いました。
しかし振り返ってみると、
マネジメント経験がある点を
しっかりとアピールできて
いないかったことに
気づきました。
そこから、
職務経歴書に書くだけではダメで
「実際に言葉にして伝えなければ
相手は分からない」
と反省し、
次回以降の面接に活かしました。
採用面接を通して得られたこと
次に、
採用面接を通して得られたことは
以下の3つです。
①コミュニケーションスキルの向上
②役員相手でも臆することがなくなる
③自尊心の向上
順にご紹介していきます。
①コミュニケーションスキルの向上
面接では当然
コミュニケーションスキルは
大事になってきます。
そのために、
私がしたことは以下の2つです。
(1)徹底した自己練習
先ほども紹介いたしましたが、
31号 中途採用の一次面接に向けた準備~本番まで
https://yama3-life.com/31/
に記載した通り、
最初は話す内容もですが
何より話しているときの印象が
本当にダメでした!
・視線
上を向いたり、目を閉じだり
白目をむいたりしていることもあり
・表情
固い、明るさを感じない
・話し方
棒読み感あり、話の合間に「スー」と言ってしまう
※「スー」と言うのは、
どうも自分の癖みたいです。
今まで気づきませんでした。
「今まで、他人とこのような感じで
話していたのか・・・」
と思うと、愕然としました。
コミュニケーションスキルというと
会話の内容に目を向けがちですが、
「メラビアンの法則」
という法則があります。
情報の種類 | 概要 | 影響度 |
---|---|---|
視覚情報 | 見た目、しぐさ、表情、視線 | 55% |
聴覚情報 | 声の質や大きさ、話す速さ、口調 | 38% |
言語情報 | 言葉そのものの意味、会話の内容 | 7% |
「言語情報はたったの7%」
で、それ以外の
「視覚情報・聴覚情報が93%」
です。
メラビアンの法則が
「いかに印象が大事であるか」
を物語っています。
そこで、徹底した自己練習を通して
印象を変えることに注力しました。
まだ完璧とまではいきませんが、
当初に比べて格段に印象は
良くなったと思います。
もし、
「自分はどんな話し方をしているのかな?」
と思われた方は
ぜひ一度、自分が話しているところを
カメラなりで撮って見てみると良いですよ。
おそらくですが、
自分の思っていた姿と現実との違いに
少なからずショックを
受けるのではないか
と思います。
・・・と同時に、
改善する絶好のチャンスでもあります。
(2)印象を良くする
(1)以外にも、
面接官の印象を少しでも良くするため
以下の2つを実践していました。
・発声練習
・「歯魅せ笑顔」の練習
詳しくは、以下のサイトに記載しています。
35号 印象アップのための発声練習と「歯魅せ笑顔」の練習、および最終面接(二次面接)
https://yama3-life.com/35/
この2つの練習は、今でも
毎日欠かさず続けています。
②役員相手でも臆することがなくなる
二次面接や最終面接になると
面接官は役員クラスになることが多いです。
会社によっては、
社長自らが面接官の場合もあります。
だからといって
臆していてはダメで
伝えたい内容はしっかり伝えないといけません。
私は前職では、役員クラスと話す機会は
ほぼゼロでした。
私も最初は
面接官が役員クラスと知ったときに
「役員クラスか・・・大丈夫かな?」
と不安でした。
しかし、面接数をこなす中で
役員相手でも緊張することなく
堂々と話せるようになりました。
こうした経験を得られたことも
今後にプラスになると思います。
③自尊心の向上
私の中で一番大きかったのが
自尊心の向上です。
元来、私は自尊心が低いタイプでした。
大学や、前職の会社は
それなりに名の知れた会社でしたが、
それでも私の自尊心は低い状態でした。
しかし面接では、
落ち着いて堂々と話す必要があるため、
私は自尊心を向上したいと思うようになり、
様々なことを試しました。
例えば、以下の本に書かれている内容を
実践しました。
38号 人生を変える本|すべては「前向き質問」でうまくいく
https://yama3-life.com/38/
簡単に言うと、
「ネガティブな思考をした」
→「ポジティブな解釈に変えてみる」
ということです。
これを続けることにより、
少しずつですが
自尊心は確実に上がってきました。
それ以外にも
自尊心を上げる様々なことをすることで
前職のときより、間違いなく
自尊心は向上しています。
あと、自尊心の向上のよい点が
「面接だけに関わらず、
仕事や家庭など、
人生のあらゆる場面で有効」
ということです。
例えば、
同じポテンシャルを持っている
2人の人がいたとして、
・1人は、何をやるにも自信がない人
・1人は、何をやるにも自信がある人
だった場合に、
「どちらが結果が出るか?」
と聞かれたら、
答えを言わなくても分かりますよね。
なので、自尊心は向上した今では
転職先が決まったら、
もちろん不安もありますが
それ以上に楽しみの方が大きいです。
最後に
キャリアの面で考えると、
勤めている会社にもよりますが、
基本的には転職しないで済むのであれば
1つの会社で働く方がよいかと思います。
しかし、私は今では
転職活動を経験したことは
むしろプラスに捉えています。
特に
「採用面接を通して得られたこと」
が大きいです。
(その中でも自尊心の向上)
また、会社を辞めることになると、
国民年金や健康保険を切り替えることに
なりますが、前職のときには
そうした社会保険に関して
全くの無知でした。
転職することになり、
社会保険に関する知識を
得ることができたことも
よい勉強になりました。
社会人の皆さんも
「おれ(わたし)は転職しないから関係ない」
と思わずに、
社会保険に関する最低限の知識は
つけておいたほうがよいと
個人的には思います。
ましては、
今の時代は変化が激しく
自分の会社は安泰だと思っていたとしても
その先はどうなるか分かりません。
「知識はつけておくに越したことはない」
そのように思います。
少し横道にそれましたが、
面接に関して
二次面接や最終面接を
受ける機会も増えてきています。
「近々、内定を得られるかも・・・」
と密かに期待をしています。
以上!